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弁護士法人心 柏法律事務所

障害年金の計算方法

  • 文責:所長 弁護士 鳥光翼
  • 最終更新日:2022年4月25日

1 障害年金の金額は初診日に加入している年金によって異なります

障害年金は、大別すると、障害基礎年金、障害厚生年金、障害共済年金の3種類に分けられます。

どの種類の障害年金を受給できるかは、初診日(その障害で最初に医療機関で診療を受けた日)に国民年金、厚生年金、共済年金のいずれに加入していたかによります。

初診日に国民年金に加入されていた人は障害基礎年金、厚生年金の人は障害厚生年金、共済年金の人は障害共済年金を受け取ることができます。

20歳以下で年金未加入の人は、20歳に達した時に障害基礎年金を受給できるようになります。

2 障害基礎年金の計算方法

障害基礎年金の年金額は、国民年金法27条で定める老齢基礎年金の額(79万0800円)が基本となり、毎年の物価指数の比率により変更されます。

また、障害の重さ(等級)により受給できる金額が異なります。

現在(2022年度)の金額は下記の通りです。

障害等級1級 972,250円+子の加算額

障害等級2級 777,800円+子の加算額

「子の加算額」とは、障害年金受給者に18歳未満の子がいる場合には加算されるというものです。

現在の法制度では2人目までの子については1人につき223,800円の加算、3人目以降の子は1人につき74,600円加算すると定められています。

3 障害厚生年金、障害共済年金の計算方法

障害厚生年金と障害共済年金の計算方法はほぼ同じです。

その金額は、人によって異なります。厚生年金の加入期間、平均標準報酬額によって、老齢厚生年金・共済年金の受給額が人によって異なるように、障害年金の金額も、人によって異なります。

ただし、厚生年金・共済年金は国民年金の2階部分にあたるものですので、基本的には障害基礎年金を下回ることはありません。

障害厚生年金の基本的な計算式は以下の通りです。

・障害等級1級 報酬比例の年金×1.25+配偶者加給年金(223,800円)

・障害等級2級 報酬比例の年金+配偶者加給年金(223,800円)

障害共済年金では、算定式は下記の通りとされており、障害厚生年金に準じた金額となります。

・厚生年金相当額+職域加算額+加給年金額(223,800円)

さらに、障害厚生年金・共済年金では、障害基礎年金での等級2級よりもすこし軽い障害を等級3級の認定基準を設けており、3級に認定された場合には報酬比例の年金(最低保証額583,400円)を受給することができます。

加えて、障害厚生年金では、要件を満たせば障害手当金として一時金が支給されます。

4 障害年金の受給手続は専門家にご相談ください

障害年金は上記のように種類が分かれています。

その金額の算定方法も障害厚生年金、障害共済年金では特に複雑になってきます。

どの障害年金が受給できるのか、金額はいくらくらいになるのか、手続きをどうすれば良いのかなど、法律の専門家にご相談ください。

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