任意整理をしてもブラックリストにのらない場合

１　いわゆるブラックリストとは

よく「ブラックリスト」という言葉が使われていますが、その実態をご存知でしょうか。

実は、ブラックリストという名のリストが存在しているわけではありません。

返済能力に関する情報（信用情報）として民間の信用情報機関の作成しているデータベースに登録されます。

信用情報機関として、以下のものが挙げられます。

借金やクレジットカードの買い物をした方で、２～３か月以上支払が滞ってしまった場合や、弁護士や司法書士による任意整理等の債務整理を始めた場合には、この信用情報に登録されてしまいます。

信用情報に登録されてしまうと、新たにローンを組んだり、クレジットカードを作ることができなくなります。

アパート等を借りることについて、できなくなるわけではないのですが、クレジットカードを利用して家賃を支払う場合には入居を拒否されることがありえます。

任意整理を検討していく中で、過払い金が出ていることが判明することがよくあります。

では、過払い金の返還を請求する場合にも、信用情報に登録されてしまうのでしょうか。

かつては過払い金返還請求をする場合であっても、債務整理の一環であるとして、信用情報に登録されていました。

しかし、過払い金返還請求の有無は借主の返済能力に必要不可欠な情報ではないこと、信用情報への登録が過払い金返還請求権を行うことをためらわせる原因になってしまうことは妥当でないことといった理由から、現在では過払い金返還請求をする場合には信用情報に登録されることはありません。

そのため、過払い金で借金を完済することができれば、ブラックリストに載ることはありません。

任意整理をする際には、信用情報の仕組みや貸金業者の特徴をよく理解している弁護士に依頼することが大切です。

柏で任意整理をお考えの方は、債務整理が得意な弁護士が多く在籍している弁護士法人心までご相談ください。

柏で任意整理をお考えになっている方の中には，いわゆる「ブラックリスト入り」を恐れる方も多いのではないでしょうか。ご自身の任意整理が信用情報に関わるのか，どのようなデメリットがあるのか，弁護士からしっかりと説明を受けてください。

任意整理をする場合は，メリット・デメリットについてもきちんと理解して行う必要があります。柏で弁護士を選ぶ時には，任意整理に詳しいことはもちろん，事情や要望をしっかりと把握してきちんと説明をしてくれる弁護士を選ぶことも大切です。

柏や周辺地域にお住まいの方向けに当法人がご用意した専用サイトでは，任意整理を含め債務整理に関するさまざまな情報を掲載しています。借金の整理をお考えになっている方は，まずは一度ご覧ください。